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風景画館 

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⑤湯河原駅

「湯河原トリビア」

2017年10月に現在の湯河原駅前広場が完成しました。(上記風景画は改築以前のものです)
設計は新国立競技場も設計した隈研吾氏です。駅を「縁側」と捉え町と鉄道を繋ぐというコンセプトでデザインされました。
駅舎に目を移せば初代の駅舎は完成直後に関東大震災が起き、倒壊してしまいました。初代の駅舎で唯一残されたものは、駅構内にあります。改札口を背中にホームに向かい東京方面に右側に折れたところにある花崗岩の10個が初代の名残の石です。湯河原トリビアですね。

⑤銀河館

「日本最初の西洋建築はここです」

「日本最初の西洋建築はここです」
銀河館は湯河原海岸(吉浜)に立地しています。なぜ湯河原にこんな素敵な洋館があるのでしょうか。
明治11年日本政府に招かれて来日したイギリス人の建築家ジョサイア・コンドル(1852年~1920年)が最初に建造した公式の大型作品は東京帝室博物館(現上野博物館)でした。関東大震災により解体された時に、土田卯三郎医学博士(1865年~1932年 大正天皇主治医)が全館買い受けて、その一部を湯河原海岸に移築しました。その後、令嬢(のちに上野動物園古賀園長夫人となる)の別荘になりました。これを第二次世界大戦後、今田美奈子の父、今田冨雄が譲り受け現在今田美奈子(1935年~洋菓子研究家)の所有の別荘となっています。土田医博が東京で所有した他の部分は戦災で全焼したため、日本最初の公式西洋館は「銀河館」のみになりました。

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⑥幕山あずまや

「山一つが梅で埋まる」

幕山公園は、梅の開花時期(2月初旬~3月中旬)になると色とりどりの梅が溶岩ドームの岩肌を背景に咲き誇ります。日経スタイル2019年「花の絶景10選」で1位に選ばれました。「艶やかな紅白のじゅうたん」と評された斜面から山肌を覆うように咲き誇る4000本の梅は野趣に溢れた梅霖です。また、眼下には相模湾に大きく翼を広げた真鶴が見えます。

⑦さつきの郷

「5万株のさつきの絨毯」

さつきの郷はオンシーズン(5月下旬~6月初旬)は勿論のこと、季節外れのひとり旅の方におすすめです。藍より青い相模灘とさつき色のコントラストがきっとあなたの心を癒してくれます。オープニングセレモニーにはさつき繋がりで五月みどりさん(1939年~歌手)も参加していただきました。
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